日本最大のカルスト台地として有名です。「カルスト」とはユーゴスラビアの石灰岩地帯の地名に由来しており、石灰岩特有の地形を学術用語でカルスト地形と呼び、学術的にも貴重な遺産のひとつです。この台地を構成する石灰岩は、古生代石灰期のサンゴなど海中生物の遺骸が海底で固まったもので、その後、幾回かの沈降などの地殻変動を受けたものだといわれています。地質学・地形学的にも価値が高く評価され、「地球の歴史」とりわけ日本列島の成因を探る貴重な場となっています。また、こうしたカルスト地帯特有の自然環境に適応した生きた動植物とその化石や、あるいはそこに繰り広げられた人間生活の歴史を探る資料も多いとされています。